趣味人のすゝめ

日々の雑記を書き綴ります。意識高めです。

美容院

どうも! 最近、部屋掃除が捗っているyassuです。

今回は、"美容院"に関する内容を書こうかと思います。

昨日、友人と飲んでいて「美容院・床屋」に関する話が出たので

今回触れてみようかと思った次第です。

では、長所・短所を比較して見ていきましょう。

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美容院

【長所】

・自分好みの髪形にできる。散髪で失敗することがない。

・スタッフや店内等に清潔感があって良い。

・(話すのが好きであれば) 話をしてコミュニケーションが取れる。

【短所】

・値段が高い。オプションを追加すると尚更。

・敷居が比較的高い。予約が必要だったりするので。

 

床屋(1000円カット含む)

【長所】

・値段が手頃。学生でも行きやすい。

・(話したくない人は) 話す必要がない。

・(1000円カットには無いが) 顔剃りが気持ちいい。

【短所】

・カスタマイズできる髪型の幅が狭い。

・(客層の影響もあるが) お洒落な雰囲気はあまり感じられない。

 

個人的に...

私は元々、床屋しか行ったことがなかったのですが、社会人になって美容院デビュー

しました。

どちらも経験してる身ですが、美容院の方が好きです。

値段は張りますが、"髪型セット+コミュニケーション+空間代"にお金を出している

と考えれば、割り切れます。

ちなみに、私は毎回同じ女性のスタイリストさんにお願いしてますが、髪型のセットは

勿論のこと、話も弾みますし、美容院に行くのが良いリフレッシュになってますね。

社会人になって思うようになったんですが、人に会うなら清潔感が大切だと思うん

ですよ。特に、女性と会う時は大切です。

なので、「手っ取り早く清潔感を出すにはどうするか?」って考えたら「髪型・服装を整えること」辺りが候補に挙がるので、ケチらずに行くようにしてます。

確かに敷居は少し高く感じるかもしれないですが、最低限の身嗜みチェックをしていけば問題ないと思います。

(流石に、ガチなコミュ障の人はキツイかもしれませんが...)

 

まとめ

「オタクは美容院に行こう!」←まとめになってない笑

 

ではでは~ノシ

 

TOEICで600点超える方法

こんにちは。鶏皮揚げをつまみで晩酌するのにハマってます。yassuです。

さて、今回は資格(TOEIC)に関する記事です。

対象としている方々は

「最短時間でTOEIC600点取得したい方」です。なので、ガッツリ高得点目指したい方は他の方のブログを参考にして下さい笑

(ググれば参考になる記事は沢山あるので)

では、本題に移りましょう。

 

 得点の変遷

390(大学時代)→520(2018年6月)→650(2019年3月)

こうみると、順調に伸びてますね笑

一応、写真載せておきます。

※個人情報あるので、モザイクかけてます。

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どうやって勉強したのか?

まず、とあるサイトを参考にしました。

37toeic.com

このサイトで必要な参考書を選んで、あとは自己流で勉強していった感じです。

各参考書の勉強法は下記にて。

 

勉強時間

しっかり計って、約220時間でした。参考までにどうぞ。

学生の方であれば大丈夫でしょうが、社会人の方であれば時間を捻出しにくいです。

私も社会人で時間を作ることが大変でしたが、隙間時間を上手く活用しました。

例えば、昼の休憩時間とか通勤時間とか気合出せばどこでも勉強できます。

試験1週間前は、職場のトイレで勉強したりしてましたけど、「俺...やばいな」って

色んな意味で思いましたね。鬼気迫るものがあったというか笑

 

参考書の使い方

では、具体的な使い方をご紹介します。

(興味がある方は、リンクから購入を検討してみて下さい。)

 

まず、この参考書で中学英文法を総復習しました。

 

この参考書のいい所は、「網羅性が高い」ことです。

これ一冊やりこんで文法知識の土台を作ります。

「中学英文法?楽勝じゃない?」って思う人もいそうですが、バカにできないです。

意外と抜けてる箇所があったりするので、やる価値あります。

 

続いて、この本で発音を勉強。

 

"日本人がどうネイティブスピーカーの発音に近づけられるか"っていうのが

この参考書の肝なので、音読しつつやるのが良い感じです。

勉強で疲れた時に、気分転換でこの本を使うことが多かったです。

 

続いては、単語の勉強です。

 

これは間違いなく良書です。これやり込むだけで語彙力が飛躍的に向上します。

最後の100語とかマジで難しいですけど、やった方がいいです。

単語って"知ってるか否か"で得点に繋がるので、どうせならやりましょう。

 

続いて、TOEIC用の文法の勉強。

 

これはTOEICの"Part5"をターゲットにして作られた本なので、即効性が高いです。

 1,2周目は普通に解いて、3周目以降は音読本として使いました。

 

 そして、試験(レベルの)問題に触れます。

 

少々お高く、試験問題も2回分しか入ってませんが"公式問題集"なので再現性が高い。

試験を制限時間計って解くのも重要ですが、それ以上に復習が大切だと思います。

自分は3周やりましたが、問題の癖・時間配分等のテクニックも再考できるので

周回するのが良いと思います。

 

最後に、テクニック本で総復習。

 

 この本やれば短期間でスコアアップを狙えます。

"選択肢の切り方"とか実用的な話もあるので、学べることが多いです。

 

工夫した勉強法

とにかく「音読」を重点的にやりました。

「何か英文があったら音読してやるぜ!」みたいなノリでしたね笑

主な音読方法としては、シャドウイング&オーバーラッピングを使いました。

シャドウイング⇒英文スクリプトを見ないで、英語音声に少し遅れて発話する方法。

オーバーラッピング⇒英文スクリプトを見ながら、英語の音声と同時に発音する方法。

普通の音読に上記の二つを絡めると、音読の質が向上するのでオススメです。

 

勉強していて感じたこと

TOEICはテクニックである程度は得点が伸ばせる気がします。

各Partごとにやり方を研究しつくして挑むと、安心感も生まれますし。

また、600点超えるためには、とにかく「単語」「文法」を極めるに尽きます。

特にReadingは「Part5・6を速攻で解いて、Part7に時間を回すという戦術」

超絶重要なので、その戦術を会得するために単語と文法が必要不可欠ってことです。

あとは、実際の英文に触れてアウトプットしていけば自ずと得点が伸びます。

 

最後に

英語が好きになりつつあるので、英会話でもやろうかと思ってます笑

また、資格勉強はしばらくお休みして、趣味を楽しもうと思います。

 

ではでは~ノシ

Kindle = 最高

こんにちは!yassuです。

今回は、「何か新しいことを始めたい」方向けの記事になります。

それは何かというと...

Kindle

です。「んなもん、知ってるよw」という人も多いかもしれませんが、暇つぶしがてら記事を読んでみてください。

  • なぜ、Kindleが良いのか?

Kindleの良さは、何よりも「手軽さ」の一言に尽きます。

気軽に好きな本をダウンロードして読めるし、電子書籍なので嵩張らない。

通勤・通学時間などの時間を有効に使うことができます。

実際に、私も往復2時間の通勤時間を使い、1週間に1冊ペースで読めています。

読書に対するハードルが下がるので、有用性が高いと考えます。

Kindleは"Kindle Unlimited"という読み放題のサービスがあります。

詳しくは下記のURLからどうぞ。

https://amzn.to/2R48up6

読み放題なので、様々なジャンルの本を読んじゃいましょう!

また、"Kindle Paperwhite"というタブレット端末があります。

私も購入を検討していますが、旅先等で活躍しそうですね。

 

  • 最後に

現代はデジタル社会です。このデジタル化の波に上手く乗れると生活が豊かになると感じます。

Kindleで読んだ本のレビューは、別途記事で紹介していきたいと思います。

ではでは~ノシ

 

簿記2級合格しました

先日、受験しました日商簿記検定試験2級(第148回/2月25日実施)に合格できました。

今回は、簿記2級合格に至ったまでの経緯を具体的に書いてみたいと思います。(これから受験予定の方は、あくまで参考程度に読んでみて下さい)

 

受験するために必要なもの

○簿記3級に合格できるレベルの知識

なぜかというと、簿記2級合格のためには簿記3級の知識が必要不可欠です。

一応、簿記2級からいきなり受験することは可能ですが、できれば簿記3級を取ってから2級にチャレンジしましょう。万一、ダメだった場合でも保険になります。

また、簿記2・3級は同時受験することができます。(午前:3級、午後:2級)

余力がある方は、同時受験を選択してもいいでしょう。試験本番は思ったよりも緊張するので、ウォーミングアップとして使うのもアリだと思います。

○受験する理由

これは人によって様々だと思いますが、持っておいた方がいいでしょう。

「履歴書に書ける資格を増やしたい」とか「就職・転職に必要」とか色々あると思います。「なぜ、資格を取ろうと思ったのか?」←この部分を明確化しておくと、モチベーション向上につながると思います。これは、勉強するに当たって必要なものなので、言うまでもない事ではありますが(笑)

○勉強時間

個人差があることを考慮すると200時間ぐらい必要かもしれません。

人によって時間調整してもいいと思います。

ちなみに私も勉強時間を計っていたんですが、150時間程度でした。

あくまで参考までにどうぞ。

 

使ったテキスト・参考書など

テキストは自分に合ったものをとことん使い倒すのがベストだと思います。

私は勉強するに当たって「分かりやすさ」を重視していたので、まず以下の2冊をテキストとして使用しました。

 

 

ややあっさりめではありますが、基礎の徹底には最適です。

テキストを読む→テキストの問題編を解くという流れを繰り返すだけです。

1周目は解いていて間違える部分も多いでしょうが、気にせず復習しながらドンドン先に進みましょう。1周終えたら、2周・3周と繰り返しましょう。

何周も繰り返して、間違えた問題がかなり減ったら、別冊のチェックテストをやってみましょう。点数は気にせず、試験形式を知りましょう。

続いて過去問集についてですが、私は以下のものをオススメします。

  

 この本の良い所は、「TAC式 出題別攻略テクニック編」(緑のページ部分)にあると考えます。これは、第一問~第五問までを論点ごとに掲載しています。

この部分をしっかりこなせば、合格可能性はグッと高まるでしょう。

難易度が高いものもあるので一筋縄ではいきませんが、ちゃんとこなせば実力が付くはずです。

これらを一通り終えたら、過去問に移りましょう。

「何年分やるべきか」という疑問を誰しもが抱くでしょうが、最低でも直近5年分はやった方がいいと思います。

解いていて合格点に達しない場合でも心配しなくて大丈夫です。それよりも、何が苦手分野なのかを知る方が有意義だと考えます。逆に、できなくてラッキーぐらいに思いましょう。試験当日で合格点を取ればいいんですからね。

また、解く際に時間配分を気にしましょう。問題を解いていく中で、時間が掛かる問題は知識がまだ定着していない可能性が高いです。問題を見た瞬間に、解法(仕訳)が思い浮かぶレベルまで持っていけたらこっちのものです。徹底して復習を心がけましょう。

ここまで終えたら、予想問題+αに移ります。

個人的に、予想問題は過去問が毎回合格点を取れていて、やるべきことが無くなった人がやるべきだと感じました。

私は過去問演習を中心に据えていたのですが、念のため以下のものだけやりました。

www.boki-navi.com

あと、サンプル問題というものが商工会議所から出ていたので、これを平成29年度分は全てやりました。正直、予想問題をやるならサンプル問題をやった方が効果的だと思います。

最近の試験では、新論点が出題されています。なので、その対策をするのに使い勝手が良かったです。

最後に、電卓についてですが、ボタンが大きいものを選びましょう。

打ち間違いを無くすためです。私は、以下のものを使いました。

 

実際、受験した感想

簿記2級は商業・工業に分かれていますが、工業簿記で満点近く取るのがセオリーだと改めて思いました。最近の試験傾向を見た限り、商業を難しくして、工業を易しめ~標準レベルで作成しているからです。

そして第一問の仕分け問題で16~20点を取って、第二問・第三問でうまく合格点に持っていくという戦略が望ましいです。

試験中はかなり緊張しました。(手が震えるほどには)

でも、試験当日まで頑張った自信があったので、それが良い形で作用してくれました。

時間は15分程余ったので、見直しをしっかりしました。

ケアレスミスがあるかもしれないので、漢字・数字間違いがないか確認を終えた所で

試験終了。好感触だったので、気持ち良く試験会場をあとにしました。

ちなみに、試験点数は82点/100点でした。

内訳→商業(第一問:20/20 第二問:8/20 第三問:18/20)

   合計:46点/60点

   工業(第四問:16/20 第五問:20/20)

   合計:36点/40点

第一問の仕訳問題が20点、第三問の連結精算表が18点取れたのが大きかったんじゃないかと思います。

 

最後に

簿記2級は二回目の試験で合格できました。一回目の試験は合格率が低かったせいもありますが、不合格で悔しい思いをしました。

でも、諦めずに頑張れば合格できることを証明できて嬉しいです。

この記事が、受験生の皆さんの一助になれば幸いです。

 

『7つの習慣』

書評の第五弾。ジャンルで言うと「自己啓発本」に関しては、この本で一旦〆ます。

 

⚪︎どんな本か?

スティーブン・R・コヴィーによる自己啓発本。私達が抱えている問題や、感じている痛みは普遍的である。しかしその解決方法は、歴史の中で長く繁栄した社会全てに共通する原則・不変にして普遍の原則・自明の原則に基づいている。コヴィー氏は、これらの原則を明確化して、体系づけることに成功した。その解説本というのが当書である。

⚪︎感想

読み終わってまず真っ先に思ったのは、「この本に書いてあることを忠実にしっかりこなせれば、何事も成功確率は99%まで伸ばせる」ということである。いまいちピンとこない人もいると思うので、以下の図を見てもらいたい。

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コヴィー氏が言うには、私的成功(第1・2・3の習慣)を収めてから、公的成功(第4・5・6の習慣)を収めるべきだと説く。そして、第7の習慣が身につけば、他の全ての習慣を実現可能にするのである。

詳しくは当書を買って読めば分かるが、非常にロジックに富んでいると感じた。胡散臭さは微塵も感じなかったし、実践に持ち込める内容であると感じた。各章の終わりに実践方法が載っています。

個人的に良かったなと思うのは、"Inside-out"という考え方。具体的に言うと、内面から自己変革を図るということ。今までは「性格を変えるのは難しいんじゃないか?」と疑問を持っていました。しかしこの本を読んだことで、洗練された習慣を身につけた上であれば、多少なりとも自分を変えることが可能だという考え方にシフトすることができました。

あと、すごく良い意味で刺さった名言があったので載せときます。

“人格は繰り返し行うことの集大成である。それ故、秀でるためには、一度の行動ではなく習慣が必要である” by アリストテレス

結局、積み重ねが大切ということですね。

でも、いきなりこの本を読んで7つの習慣を実行できるかと言われると、重い腰を上げざるを得ないでしょう。なので、まずはどれか一つでも習慣を継続するのが良いのではないでしょうか。他の習慣に対しても波及効果が見込めるので、現実的な案だと考えます。

バランスが非常に良い本なので、バイブルとして何度も読み返す価値はあると思います。個人主義に走る自己啓発本が多い中、当書は人格主義を唱えています。

本質的な生き方を考えてみたい方にオススメできる本だと言えるでしょう。

※ティーンズ版、25周年記念版などもあるのでニーズに合わせて本を選んでみてください。

 

『自助論』

書評の第四弾です。読書が少しづつ習慣化できてきたので良い感じです。

 

 ○どんな本か?

サミュエル・スマイルズというイギリスの著述家による本。本のタイトル通り、自立(自己鍛錬)をメインテーマとしていますが、他にも重要事項が散見されます。明治時代に中村正直による日本語訳『西国立志編』と題して出版されており、当時は『学問のすすめ』と並んで広く親しまれていたそうです。

○感想

かなり勇気をもらえました。世界には偉人として挙げられる人が多数いますが、各人どのような経緯を辿っていって大成したかがテーマと絡めて述べられています。もちろん時代背景の影響もあるとは思いますが、当書では研究者が多く述べられています。各分野に多大なる影響を与えてきた人ばかりで、現代へと連綿たる影響を与えています。

どうしても「天性の素養があったから頑張れたんじゃないの?」との疑問が浮かびますが、むしろ恵まれない貧者だった人が多数でした。各々に共通していたのは、どんな困難があってもめげずに続けたこと。"trial and error"ってやつです。(正直、現代人の私にしてみたら足を向けて寝られませんね......) 付随して、筆者は勤勉さ・忍耐強さの大切さを説いています。

前半は上記に書いた通りで、後半は人間論・人生論について突っ込んだ話が見られます。

この本を読んで人生を過去・現在・未来に渡って思い巡らせて、反省すべき点は見直して、伸ばせそうな長所は伸ばすといういわば「本というメディアによるチェックリスト」として利用できそうな感が個人的にします。結構、厳しいことも書かれているので、怠惰な人が読むと何よりも良い薬になる気がしました。

特に、時間・金の浪費家にとっては耳が痛いことが述べられています。この本キッカケで考え方を変えるのも良いでしょう。自己投資にベクトルが向きそうです。

生きていく上で、競争・嫉妬などの渦に巻き込まれることは必至ですが、意志力の確立は最も大切だという格言を大事に胸にしまいます。また読み直したいと思える良書でした。

明日からまた頑張るぞー!

 

『孫子の兵法』

書評の第三弾。前回に比べて、かなり読みやすかったです。

 

⚪︎どんな本か?

春秋戦国時代の兵法家・孫武の著書だと伝えられている。各章で戦術の説明→それが活かされた具体例という構成が主である。随所に、組織論・企業論と絡めたアプローチも見られる。

⚪︎感想

まず、古典的な戦術論にも関わらず、現代に即したものが多いと感じた。「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」が一番有名であるが、その他にも活かせられる格言があったと感じる。

「ビジネス本として使えると聞いたが、どういう意味合いだろう?」と読了前は思っていたが、意味が分かった。端的に言えば、社会を仮想敵として考えた時に、困難にぶつかった場合どうしたら切り抜けられるかを"methodology"として散りばめているのである。だから、活用できると明言している。

個人的に、「一面的な見方は危険である」という考えは心に響きました。言い換えれば、大局的視点を持つことが大切だということ。文化大革命で有名な毛沢東もこの思想を持っていました。

あと、正攻法と奇策は混ぜて使うのが大切だというのも納得がいきます。兵法として、多数の軍勢を集めて攻めるのが定石ではありますが、これだけでは勝てない場合も往々にしてある。時には地の利を活かして攻めるケースもあれば、敵軍から兵士を謀反させて内部分裂を図るケースなどもある。奇策を戦術として組み込むことで、圧倒的に不利な状況でも打開ができる。現実世界でも同じで、向こう側に行く際に高い壁があると登って乗り越えなければならないと思いがちである(=正攻法)。しかしそれが難しい場合は、壁に穴を開けて潜り抜けたり、横からショートカットしたりする方法も取れるのである(=奇策)。正攻法だけでなく、奇策も上手く活用していくべきなのである。

孫子の兵法』は世界的にあらゆるジャンルの人々に好まれているのも分かる気がしました。日本だと武田信玄(戦国期武将)の「風林火山」は孫子から来ているというのは初耳でした。

具体例を読みやすくする為に、三国志演義を一読しとくのもアリかと思われます。

"QOL(Quality Of Life)"を上げる為に活かせられそうな本だと感じました。あと、権謀術数を知る取っ掛かりにも使えるかと。コスパに優れた良書だと思います。